ケイキサレート散 ケイキサレート ドライシロップ 76%

ケイキサレート 血清カリウム値低下作用(臨床・透析)

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参考 慢性腎臓病患者の高カリウム血症に対する治療効果(無作為化クロスオーバー試験)

満生浩司 他:臨牀透析 29(6), 715, 2013

ケイキサレートドライシロップ76%を投与した、慢性腎臓病患者の血清カリウム値は4.5±0.1mEq/Lでした。

ケイキサレートドライシロップ76%投与後の血清カリウム値
【試験方法】
目  的
保存期の慢性腎臓病患者を対象として、血清カリウム低下効果と代謝性アシドーシス改善効果に関して、ケイキサレートドライシロップ76%とカルシウム型陽イオン交換樹脂の比較を行った。
対  象
外来通院の20 歳以上の慢性腎臓病患者のうち、血清カリウム値が5.5mEq/L 以上か、またはすでに陽イオン交換樹脂を内服している患者28 名(男性14 名、女性14 名、平均年齢63.5 歳)。
方  法
ケイキサレートドライシロップ76%とカルシウム型陽イオン交換樹脂を用い、患者を封筒法により、無作為に割り付け、それぞれ3 ~ 4 週間内服投与する無作為化クロスオーバー試験にて実施。なお、投与量は、有効成分量で同等量を投与。
観察項目
血液生化学検査(血清K、Na、Ca、P、Cl、HCO3値)とバイタルサイン(収縮期および拡張期血圧、体重)を登録時、両治療期終了時に測定。血清HCO3値は静脈血で測定した。
解析計画
クロスオーバー成立の可否については、両治療期の血液生化学検査値とバイタルサインの順序効果および時期効果をMann-Whitney のU 検定を用いて解析検討。クロスオーバーが成立した場合には、第Ⅰ治療期と第Ⅱ治療期の結果を合計し、Paired t-test 法を用いて解析検討。有意水準は両側5%とした。
判定基準
各治療期終了時における血液生化学データ
安 全 性
治療期終了時の問診で、ケイキサレートドライシロップ76%群では便秘の悪化が11%、口渇感の悪化が5%にみられた。
カルシウム型陽イオン交換樹脂群では、便秘の悪化が26%、口渇感の悪化が16%、服用時の口腔内の熱感が11%にみられた。
【用法及び用量】

ケイキサレート散:1. 内服 通常、成人1 日量30g を2 ~3 回に分け、その1 回量を水50 ~150mL に懸濁し、経口投与する。症状に応じて適宜増 減。2. 注腸 通常、成人1 回30g を水または2% メチルセルロース溶液100mL に懸濁して注腸する。症状に応じて適宜増減。
ケイキサレートドライシロップ 76%:通常、成人1 日量39.24g(ポリスチレンスルホン酸ナトリウムとして1 日量30g)を2 ~ 3 回に分け、その1 回 量を水50 ~150mL に懸濁し、経口投与する。症状に応じて適宜増減。